ごあいさつ

理事長 工藤岳秋

 医療法人はまなすは、はまなす外科医院の開院から数えて25年目に入りました。長きにわたり御支援を賜り、関係各位に感謝申し上げます。
 はまなす医院(石狩)では増改築を経て、平成30年6月にリハビリテーション部門を設置し、同10月には入院病床を再オープンしました。透析ベッド、放射線部門も拡充しました。
 篠路はまなすクリニックは、消化器系、外科系疾患の診療を始めて4年目となりました。外来の小手術や外傷処置、入院での消化器手術等をこなし、周辺住民の方のお役に立てるよう、引き続き努力してまいります。

1.消化器内科・外科

 胃・大腸内視鏡・超音波などの検査を積極的に行います。また大腸CT検査(バーチャル内視鏡)による検査の苦痛軽減を図ります。
 手術は、主に篠路はまなすクリニックで行っています。急性虫垂炎、鼠径ヘルニア、胆石症、胃がん、大腸がん等の疾患を扱っております。胆のう・胃・大腸などの手術では積極的に腹腔鏡を適用します。平成29年の消化器手術は34件(腹腔鏡8件)でした。

2.腎疾患および透析

 はまなす医院では月曜日~木曜日、篠路はまなすクリニックでは火・金曜日に腎臓内科の専門医が外来を担当しています。尿蛋白・尿潜血陽性の精査、特殊な腎疾患、腎代替療法、などについて北海道大学内科Ⅱ腎グループと連携しながら診療を行っています。
 血液透析については、導入から合併症発生時の入院加療まで幅広く対応します。外科手術によるバスキュラーアクセスの作製、経皮的血管拡張術(PTA)も行っています。平成29年の手術(PTAを含む)は272件でした。
 透析のもう一本の柱である腹膜透析にも対応しています。透析用カテーテル留置術と導入も自施設で行っています。

3.リハビリテーション

 透析患者さんは運動不足による筋力低下が骨折の原因となり得ます。骨折は寝たきりになるリスクを高めます。さらに高齢化の進行によって、身体機能の低下、日常生活に介助を要する患者さんの増加が問題となりつつあります。はまなす医院では平成29年度から運動療法・物理療法などを外来・入院で実施できるようになりました。

4.「かかりつけ医」

 石狩、篠路それぞれの地域で、内科・外科を問わず気軽に健康相談に立ち寄れるような外来を展開していきます。私たちの持つ専門性、あるいは他の診療科に関する専門性への橋渡しをしていきたいと考えます。

5.診診連携

 近隣にある性格の違う近隣の診療所が協力することで患者さんの利便性が病院並みに向上します。有床(19床)である篠路はまなすクリニックは他院からの入院のご依頼に対応します。札幌市北区の数少ない急性期病床として有効に活用していただきたいと思います。

 これからも、私たちの掲げる理念「『人』は医療の根幹」を具現化するため、一人ひとりの患者様と真剣に向き合う努力を重ねて参ります。

理事長 略歴

昭和48年生まれ 釧路管内標茶町出身
平成10年3月 北海道大学医学部医学科卒業
平成19年9月 北海道大学大学院医学研究科修了(医学博士)
平成10年4月 北海道大学医学部第一外科入局
北海道大学病院、国立札幌病院、日鋼記念病院、足寄町国保病院で研修
平成18年4月 千歳市民病院外科  医員
平成18年10月 釧路労災病院外科  副部長
平成20年4月 苫小牧市立病院外科 医長
平成22年4月 旭川厚生病院外科  医長
平成23年12月 医療法人はまなす理事長・はまなす医院院長
平成27年4月 篠路はまなすクリニック院長

所属学会等

日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 専門医
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 認定医
日本内視鏡外科学会
日本臨床外科学会
日本大腸肛門病学会
日本透析医学会